はたけやまクリニックではかなり以前より、発達障害と診断されたお子さんのことを相談できる、「ASD親の会」を月に1回開催しています。
ASDとは「自閉症スペクトラム障害」、つまり自閉症の傾向を多かったり少なかったりするけれども、持っていることで生活しにくいという方の診断名です。かつての広汎性発達障害、アスペルガー症候群などを含む新しい診断名です。
この会は、そうしたお子さんを持つ親御さんが安心して同じ立場の親たちと語り、大変さを受け止め合い、いい知恵を教え合い、いい情報を交換し合える場です。
これまでも多くの親御さんに参加いただき、
「初めて自分の思いを語って,聞いてもらえてスッキリした」
「子供とのつきあい方がわかり、目からウロコが落ちるようだった」
「周囲からは子供を甘やかし過ぎだとか、親の怠慢だとか、苦労している上に意見をされて辛かった。しかし自分のやり方でいいとわかって安心した」
などの声が寄せられています。
現在、発達障害に関する本はたくさん書店に並んでいます。しかし実際の経験をしている人通しにしかわからない,細かいノウハウがあるものです。また同じ思いをしていないとわかり得ない苦労もあります。
当クリニックではこうした親御さんが、すこしでも落ち着いてお子さんとやってゆけるよう,こうした取り組みで支援をしています。
医師やスタッフも会には入りますので,ご安心ください。
ご関心のある方は、クリニックまでお問い合わせください。
お子さんが受診していない方についても、親御さんだけでもご相談ください。